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【成功までの道筋】転職活動の流れやコツは?

転職活動

こんにちは、やくえいといいます!

転職をしようと思っているけど、どういった手順で進めていけば良いのかわからない。
結局やり方がわからなくて進められていない。
なんてことはありませんか?

僕も以前に転職を経験していますが、その時はよくわからないままやっていました。
今思うと効率悪かったり抜けがあったりしたなと思っています。

でもその経験があったからこそ転職活動の流れを知れました。
今では転職の相談に乗る時は僕の経験から転職活動の流れやコツについてお伝えしています。

今回はその内容を整理してみましたので最後まで読んでみてください。
転職活動をどんな手順で進めていけば良いかがわかるはずです。

新卒採用と転職の違いや注意点

はじめに、新卒採用の就職活動と中途採用の転職活動は違うものであると理解しましょう。
ちなみに新卒採用の就職活動期間はその人や就職先にもよりますが、転職活動の場合は3~6ヶ月くらいをみておきましょう。

新卒採用

新卒採用はいわば「よーいドン!」の状態。
学生をまとめて何人か採用するわけです。
採用側が評価する材料なんてほとんどありません。

実績などはなく、在籍している大学である程度判断するくらいです。
せいぜいアルバイト経験の差くらいでしょうが、社会人としてのキャリアというには物足りなすぎます。

そんなわけで新卒採用は「ポテンシャル」で採用するものになってしまいます。
採用側も入職後は走り方から教えてくれます。

中途採用

一方で中途採用はすでに走っている人の中から採用します。
スタートでつまずいた人やすでに先頭集団で走っている人までいます。
その中から「即戦力になる人」を採用します。

中途採用の求人のほとんどが人員補充や重要ポストの空きによるものです。
そのため悠長に「コイツはそのうち走る」なんて待っていられません。

ただし、「自分はつまづいているから・・・」なんて悲観的になる必要はありません。
自分がどう役に立てるかを相手に伝えれば「採用価値アリ!」と思われます。
そのためには自分のことについて良く知る必要がありますね。

現状や自己分析をもとに希望条件の設定

まずは現状を見る

転職する目的は何か。
どんなことで辞めたいと思っているのか。
それは今の職場で解決できないことなのか。
次の職場で活かせるスキルや資格は持っているか。
持っていなかったとしてもどのくらいのレベルの業務ができるか。

などですね。
特に「転職する目的」は大事です。

変えたくないもの

上記を踏まえた上で「変えたくないもの」についても確認しておきましょう。
例えば以下のようなものです。

・職種や業種
・役職
・年収
・業務内容
・休暇日数
・勤務地
・福利厚生

他にも自分はコレを変えたくないというものもあるでしょう。
ただし、もし30歳を超えていたとしたら職種を変えるのは条件が厳しくなるかもしれません。
というのも採用側も即戦力を期待しているからです。

条件に優先順位をつける

さて、ここまではご自身のことについて洗い出してきました。
しかしすべての条件を叶えられる職場に出会うことは難しいです。
そのため希望条件に優先順位をつけておきましょう。

年収や勤務地、休暇あたりが優先順位高くなることが多いですかね。
ある程度妥協も必要かと思いますが、どれを妥協したら良いかわからない。
そういう時こそ「転職する目的」を思い出しましょう。

履歴書・職務経歴書の作成

ここを苦手とする方は多いんじゃないかと思います。
新卒採用の時に履歴書は書いてるけど職務経歴書ってなに?
履歴書は新卒採用の時と違うの?
と疑問に思う点はあるかと思います。

履歴書

履歴書については新卒採用と大きく変わらないかもしれません。
ちなみに現在は手書きでなくても大丈夫ですが写真は貼付しましょう。

履歴書で最も重要なところは志望動機です。
抑えたいことは2点あります。

①活かせるスキルや資格、キャリア
採用側はその人が貢献してくれる人かどうかで採用を考えます。
志望動機でもここをアピールすることが重要です。
○○認定薬剤師など、持っていれば説得力が増します。
持っていなくても日々の業務の中から得意としていることを書きましょう。

②どこに魅力を感じているか
当たり前ですが、ここで働きたいという熱意は大事です。
採用側も働きたいと思っていなければ採用しようという気にはなりません。
HPなどで理念や業務方針、見学などを通じて魅力に感じた点を書きましょう。

職務経歴書

こちらも手書きである必要はありません。
以下のような構成で作成します。

①職務要約
②職務経歴
③活かせる経験・知識・技術
④資格
⑤PCスキル
⑥自己PR

たいした資格やPCスキルなんてないよ~
という方も大丈夫です。

普段の業務から学んだことや気づきなんかがあるはずです。
その中から転職先で活かせるであろう経験として書いてください。
書く場所は職務要約で簡単に、自己PRで詳しく。

職務経歴書のフォーマットは以下を参考にしてみてください。

薬剤師の職務経歴書テンプレートと書き方ガイド
【医療】薬剤師のダウンロード可能な職務経歴書テンプレートを紹介。dodaのキャリアアドバイザー監修のもと、各項目の書き方や自己PR、実績のまとめ方を解説します。サンプルの記入例を参考に、自分の経歴や経験に置き換えて職務経歴書を作成してください。

求人検索

転職サイトやエージェントを活用

準備を整えながら求人を探します。
その際は転職サイトに登録してエージェントを活用すると良いです。
求人を探す方法はいくつかありますが、この方法が効率良く探せます。
転職サイトやエージェントについて詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

企業研究やエージェントから情報収集をしていきます。
もちろんこの時に履歴書や職務経歴書に書いた内容も確認しましょう。
自分の現状や希望条件に合いそうなキーワードを選定して探していきます。

オススメの転職サイトやエージェント

転職サイトやエージェントによって持っている情報に違いがあります。
複数登録して情報収集すると客観性も増します。
オススメの転職サイト、エージェントについては以下の記事を参考にしてみてください。

求人への応募

自分の現状や希望条件に合っている。
本当に働きたい、貢献できると思った。
そういう職場が見つかったら応募しましょう。

本当に貢献できるのか?と少し不安になったかもしれません。
以下のことについて整理しておきましょう。

・相手先が求めていること
・自分の強み

相手先が求めていることの整理

相手先が求めていることはいくつかあります。

①必要な業務知識やスキル
調剤や投薬などの業務がどのくらいのレベルか。
求人票に書いてあるはずです。
自分はこのくらいならできると思えれば問題ありません。

②その職場の課題
こちらも求人票に書いてあることがあります。
人員補充や業務拡大などですね。
また、なくてもこれからのビジョンなど相手先が掲げている課題を見ておきましょう。

③マネジメント能力の必要性
その職場にどのくらいの世代が多いか。
自分より若い薬剤師が多ければその分マネジメントしていく能力が必要とされます。
これまでの指導経験などを整理しておきましょう。

④その職場の雰囲気
応募前に見学できればしておくと良いです。
また狭い業界なので薬剤師間の「うわさ」はそれなりの情報源になります。
ただし偏った情報収集にならないように注意しましょう。
悪いことしか言わない人には要注意です。

自分の強みの整理

自分の強みを整理してその職場に合うか考えてみましょう。

①これまでの経験
職務経歴書にも記載した内容になるかと思います。
その内容をもう少し踏み込んで考えてみましょう。
どんな成果が出たか、数字で表せるとなお良いですね。
最終的に相手先が求めているであろうもののみに厳選していきます。

②マネジメント経験の有無
前述しましたが相手先によってはマネジメント経験が必要になるかもしれません。
管理職などの経験があれば大きくプラスになり得ます。
なくても自分より後輩がいて指導経験があれば経験としてアピールできます。

③これまで勤めた職場の雰囲気
なじめなかった職場があれば確認だけしておきましょう。
わざわざ相手先に伝える必要はありませんが。
「立て直しの時期」や「業務拡大の時期」に従事した経験があればアピール材料になります。

書類選考~面接

書類選考

現状や希望条件などに合い、本当に働きたいし貢献できると思って応募しました。
まずは書類を送っているはずなので書類審査通過の連絡を待ちましょう。
その後は相手先によりますが1~複数回の面接へ進みます。

面接

面接については事前に準備して対応しましょう。

大事なことは履歴書や職務経歴書と一貫性を持たせることです。
もう一度記載した内容を確認しましょう。

面接相手もこれらの内容はインプットしてきています。
質問もその中から出てくることが多いかと思います。
難しい言葉は使用せず、履歴書や職務経歴書の内容を説明できるようにしましょう。

おそらく質問はかなり掘り下げられます。
何故?何故?何故?・・・といった具合に。
なのでうわべだけの回答ではなくしっかり意味のある回答を準備しましょう。

また、最も大事な2つの質問が志望動機と転職理由です。
この2つは関連性も大事です。
志望動機は魅力と貢献できることを回答しますが、転職理由については要注意です。
以下のことを踏まえて必殺の回答を用意しておきましょう。

「こちらに採用されることにより、前職での○○が解決されるからです。」

転職理由によっては長く勤めてくれないかもしれないと思われてしまいます。
そういったことがないということを印象づけておく必要があります。

内定通知~退職手続き~入職

内定通知

面接が終わったら内定通知を待つのみです。
無事内定通知を頂けたらいくつか確認しましょう。

まずは内定通知書を送って頂くようにしましょう。
万が一の不測の事態に備えておきます。
またその内容に雇用条件が記載され、職場の押印があるかどうかを確認します。
しっかりと形に残しておくことが重要です。

退職手続き

2ヶ月前くらいを目途に上司へ退職の意思を伝えましょう。
早いと思うかもしれませんが、せっかくなので有給消化もしておくべきです。

上司と相談して退職日を決定し、退職届を提出します。
職場に規定の書式もあるかもしれませんので確認しましょう。
退職理由についてはどのような理由でも「一身上の都合により」にします。

引継ぎについては文書にまとめましょう。
Wordなどで良いですが、職場に決まった書式があればそちらを使います。
保険証や貸与されていた白衣など返却するものも各職場でありますので忘れずに返しましょう。

退職日またはそれ以降に受け取る書類について確認しましょう。

・源泉徴収票
・離職票
・雇用保険被保険者証
・年金手帳

転職先へ入職

上記の書類は忘れずに転職先へ提出しましょう。
引っ越しを伴う場合は早めにしておいたほうが良いです。
仕事が始まるとバタバタして部屋を片付けられません。

仕事が始まったらまずは名前を覚えて積極的にコミュニケーションを取りましょう。
人間は外から来た者に警戒心を抱くので、早めになじむことに努めるべきです。

また、以前の職場と比較しがちです。
良いところも悪いところもあると思います。
悪いところは課題として改善を提案して修正することが期待されますし、実績作りは良いことです。

ただし、「前の職場では~だった」と執拗に以前と比べていると煙たがられます。
ほどほどにして、まずは「社員の一員」と認識してもらうことから取り組みましょう。

まとめ

転職活動については上記のような流れで進めていきます。
ところどころでコツも書いてきましたが、最も大事なコツは・・・

「自分自身をよく理解すること」です。

求人の条件や履歴書・職務経歴書、面接での回答まで自分についてよく知っておかないと転職は上手くいきません。
その自分を磨いたり自分にしかないものを明確にしておくと有利に運べます。

また、自分を客観的に理解するためにも複数の転職サイトやエージェントを活用すると良いです。
以下の記事を参考にしてみてください。

転職活動の手順を理解し、自分を知って入念に準備しておくことが大事ですね。
1人でも多くの薬剤師の方が満足のいく転職をしてもらえたら嬉しいです。

それではまた!

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